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アジア各国との連携

アジア各国との連携

材料科学分野での中国、韓国をはじめとするアジア各国の台頭には目を見張るものがある。そこで、本拠点では事業推進担当者として、筑波圏の国内研究機関である、産業技術総合研究所(AIST)、物質材料研究機構(NIMS)の常勤研究者をそれぞれ1名ずつ配置している。これらの研究所は材料研究を産業化につなげることを重要な使命としており、これらの担当者を通して、博士課程学生や若手研究者の各連携研究機関へのインターンシップや共同研究により、研究テーマの設定や研究進捗状況を産業化の視点からの評価を受けることができる。また、これらの機関が中心となって、アジアナノテクフォーラム(www.asia-nano.org)を展開し、アジア13拠点との研究、教育プログラムを推進している。アジア圏の有力大学からの多くの博士課程学生の短期招聘も行うことになっており、本学の学生との交流を通じて国際性を身につけることができる。このような優位性を生かし、アジアを中心とした材料研究の拠点を東工大に形成する。本学が現在実施している清華大学(中国)、KAIST(韓国)の2つのプログラムに加えて、シンガポール国立大学、台湾大学、香港科学技術大学などアジアの有力大学との国際連携を整備する。この連携はアジアナノテクフォーラムを基盤として用いることができるために2研究所との連携は非常に有効である。これらアジア戦略をてこに、材料研究における欧米との連携も探る。まずは21世紀COEでも推進してきた、各事業推進担当者の共同研究先である、欧米の大学、および海外企業への博士課程学生の派遣・留学を積極的に行う。また、“東工大発の材料研究シーズを世界のトップに育て産業化に結びつける”という明快な目的に焦点を当てた志の高い推進担当教員の融合的組織と連携を駆使して、教員が博士課程学生らと一緒になりながら切磋琢磨することで、世界に通じる挑戦的気概に満ち溢れた材料イノベーション研究者を世界に送り出す。

なぜ今アジアか?

  • 材料研究、材料生産技術の拠点がアジアにシフト
    • 論文数のシェア(USA, EU, Asia=1:1:1)
    • 特にナノテク分野でアジアの成長率が著しい
  • 今後100年の世界の成長の中心はアジア
    • 世界における将来の日本の地位:今後、アジアの中で日本が指導的な役割を果たせるかに依存
  • アジアからの有能な人材の欧米への流出が鈍化—>今がチャンス
  • 連携のための地域的メリット
アジア諸国との建設的な関係形成は欧米との連携よりも大きなメリット

アジア戦略・これまでの取り組みと今後の展開

  • 清華大学とのDual Degree (修士) プログラムsince 2005
    ⇒G-COEで博士へ拡大
  • TIT-KAIST (JSPS) プログラム since 2000
    3ヶ月の交換留学、若手研究者交流
    ⇒G-COEで韓国以外にも拡大
  • アジアナノフォーラム (AIST) since 2004
    ANF Summit、インターンシップの受け入れなど
    ⇒日本拠点にも大学(東工大)を追加
  • 台湾大学との合同ワークショップ(高分子系)開催April 2007
    ⇒今後他大学に拡大